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醍醐千里の詩とエッセイ

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花壇




きらめくあの花壇も

冬には雪に埋もれていた



今 花たちが

いっせいに目を覚ます



その花々を花壇は抱きしめる

育んだ命を大切に抱きしめる



やがて夜になり

花たちが目を閉じる頃

花壇は思うのだ



あの冬の雪も

とても美しかったと



あの冷たい雪も

ともに種を抱きしめていたのだと










『トリートメント・ノートより』
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by chisatodaigo | 2014-03-27 06:44 | words
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